2016/03/22 16:49

ぺっつストアは、海外で買い付けた個性的なカバンを取り扱っております。

今回は、この買い付けのお話です。

買い付けの旅へ出るにあたり、一番悩んだポイントが「関税」でした。
検索しても、自分用に個人輸入する方法はたくさんヒットするものの
販売用商品のことを書いた記事はあまり見つからず
どうにか切り抜けたのでした。
今回は、自分で商品を持ち帰る場合の手続きについてご紹介します。

※当ブログは体験談として記事を書いており、情報の正確性・完全性は保証致しません。記事の情報に基づいて被った損害・トラブルについての責任は負いかねます。

まずは、商品を買ったときに必ずレシートをもらいます。
(今回は提示を求められませんでしたが)
私がカバンを仕入れたお店は、詳しい商品名が載っていないレシートだったため
その場で「どのカバンがいくらか」を確認して、自分用のメモを作りました。

レシートとこのメモを元に、インボイスを作成します。
インボイスに決まった形式はないそうなので、
とりあえず郵便局サイトのインボイスを数枚印刷して持っていきました。
記入は全部日本語でOKです。現地通貨で支払ったので、値段は現地通貨で書きました。

こんな感じで、商品を単価ごとに分けて書きました。
素材によって関税率が違ってくるので、「コットン100%」のように書いています。
自分で空港の税関に持っていくので、内容品欄と依頼主・届け先・署名以外は空欄にしました。

日本へ帰る飛行機では、税関申告書という黄色い用紙が配られます。
表の「商業貨物・商品サンプルを持っている」のチェックボックスを「はい」として、
裏面の「入国時に携帯して持ち込むものについて」の欄に記入します。
ここは6行しかないので、ざっくり バッグ〇〇個・〇〇ドル とだけ書きました。



飛行機を降り、税関審査でドキドキしながらパスポートと税関申告書を渡しました。
職員さんはインパルスの堤下さんに似ていました。
都合の悪いこと聞かれたらヨハン・リーベルトだって言おう。。

堤下「明細かインボイスはありますか?重さは何キロですか?」
インボイスを渡し、商品を入れたトランクが7キロだったと言うと
堤下「じゃあ申告書の品名の下に5キロとご記入ください。」
あとは堤下さんが税額を計算して、請求用紙を渡されました。
堤下「すみませんが関税が6400円かかりますので、奥にある銀行の窓口でお支払いお願いします。」
言われた通り、ゲート前にひっそりとある窓口でお金を払って終了です。
コットン製バッグの税率は15%くらいでした。

しかし最近の税関はソフトですね。
昔は一人旅ってだけで意地悪な質問されたものですが。。

この他に、郵便局から「別送品」として商品を送る時の手続きも体験しましたので
次回のブログでご紹介します。